庭石の種類と形状

庭石の種類、というと、ふたとおりの意味を取ることができると思います。
庭石の種類のひとつめの意味は、庭石の形状。
庭石と一言で言っても天然の岩石そのままの庭石や飛び石や敷石、砂利、沓脱ぎ石、石の灯篭など、自然の石から加工品までさまざまです。
庭石の種類のふたつめの意味は、庭石のもととなる岩石の種類。
庭石のうち自然のままの姿の岩石も、加工された石も、もととなる種類は用途にあわせて多種多様ですからね。
今回の記事では、庭石の一つ目の意味「庭石の形状」についてご紹介したいと思います。
庭石の用途は、大きく分けてふたつあります。
ひとつめは、舗装材としての庭石
庭石の敷石はもともと舗装材、和風の石畳とも言えます。
庭石のうち、ピンコロ石などはヨーロッパで石畳として使われてきた歴史を持つ石材です。
敷石は素材や組み方によって、和風の庭にも洋風のガーデンにもマッチする庭石です。
飛石は庭の通路(園路)に一定の間隔を置いて敷かれる庭石で、平らな石を使って歩きやすさと庭の趣きを演出します。
砂利は小石、あるいは小さく砕かれた石です。
庭石である飛石の間に敷き詰めたり、花壇などに流したり、砂利も庭石の一種と言えるでしょう。
庭石としては沓脱ぎ石(くつぬぎいし)も挙げられます。
沓脱ぎ石は飛石の建物側の終点に置かれる大きめの平らな石で、ちょっとした玄関のように使います。
縁石、土止め石も庭石です。
庭の通路や花壇、盛り土をした傾斜などの境界線に配置して、庭にアクセントを加えると同時に舗装材としての機能も果たします。
石垣も同じように、塀としての役割と石の素材感を生かした庭石です。
そして、庭石のふたつめの用途は庭の装飾。
ガーデニングの草花や樹木、その他の小物などと同じように、庭石もガーデニングを演出します。
装飾品としての庭石は、天然そのままの形の岩石があります。
こういう庭石は組み合わせてロック・ガーデンのような野趣あふれるガーデニングが実現できます。
庭石の装飾品としては、石の灯篭などが和風庭園の代表格でしょうか。
昔は石の灯篭に本当に火をともして明りにしていたとのことですが、最近は単純に庭の装飾品となっていると思います。
以前見かけた面白い石の灯篭に、電気コードがついていてスイッチを入れると電気の明かりがつくものもありました。(笑)
庭石の装飾品、和風の庭石では、蹲踞(ツクバイ)もあります。
むずかしい漢字の庭石ですが、これは手水鉢のことです。
石の上側が丸くくり抜いてあって、そこに水がたまっている庭石です。
日本庭園では、ししおどしなどと組み合わせて配置されていることもありますよね。かこーん。
装飾品としての庭石には、和洋を問わず石の彫刻もあります。
和風の庭石なら、かえるやたぬき。
洋風の庭石なら、天使や妖精の石像など。
庭石の彫刻は伝統的なモデルにとらわれず、ミッキーマウスやキティちゃん、スヌーピーなどのキャラクターものまであります。
ミッキーの庭石はディズニーランドで販売されていて、かなり欲しかったのですが、お値段がけっこうしたのと重さがかなりなのとで、買うのはあきらめました。(涙)
庭石は本当にバリエーション豊かなガーデニングの素材です。
石材というとお墓をイメージしてしまったりしますが、石材店でもかわいらしい石の彫刻が販売されていたりします。
庭石、見ているだけでも楽しいし、気に入ったものを発見したらガーデニングに取り入れることもできます。
ぜひ、ガーデニングや石材の販売サイトでウィンドウショッピングをしてみて下さいね。